フライデーマジッククイズに挑戦【2012‐07‐27の問題】
2012年7月28日 FMQ前回の問題の解答。
http://74598.diarynote.jp/201207251205284194/
カードが引けないことによる敗北は状況起因効果なので呪文の解決後に解決される。
置換効果は呪文の解決中に解決されるので先にカードを引こうとした瞬間に勝利する。
φ(・ω・)覚えておこう。
今回の問題。
http://74598.diarynote.jp/201207271120274284/
問1
かたならし○×。
「双頭巨人戦において、チームであるA1とA2が共に《エイヴンの従者/Aven Squire》をコントロールしている。このチームのターンに、2人の《エイヴンの従者/Aven Squire》がそれぞれ攻撃した。
この場合、それぞれの賛美能力が誘発する。」
○か×か?
Aven Squire / エイヴンの従者 (1)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird) 兵士(Soldier)
飛行
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
1/1
1)×
賛美のテキストは以下の通り。「あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。」
この「単独で攻撃する」というのは攻撃クリーチャーの指定の際に唯1体のみが攻撃クリーチャーに指定される事を指し、2体のクリーチャーが攻撃クリーチャーに指定されている問題の状況では賛美は誘発しない。
加えて言えば、「あなた(このクリーチャーのコントローラー)がコントロールするクリーチャーが単独で攻撃するたび」なので、もしA1のコントロールする従者が単独で攻撃してもA2のコントロールする従者の賛美は誘発しない。
問2
メインボードの安定性を追い求めるプレイヤーAと、サイドボードを入れ替えた後の回りを重視してデッキを組むプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。
プレイヤーAは《闇の領域のリリアナ》をコントロールしている。
2-1)
A「《闇の領域のリリアナ》の1番目の能力を起動して、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を持ってくるよ。」
このようなことは可能か?
2-2)
Bは《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》をコントロールしている。
A「《闇の領域のリリアナ》の1番目の能力を起動して、《島/Island》を持ってくるよ。」
このようなことは可能か?
Liliana of the Dark Realms / 闇の領域のリリアナ (2)(黒)(黒)
プレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
[+1]:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+X/+Xか-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールする沼の総数である。
[-6]:あなたは「あなたがコントロールする沼は『(T):あなたのマナ・プールに(黒)(黒)(黒)(黒)を加える。』を持つ。」の紋章を得る。
3
Urborg, Tomb of Yawgmoth / ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
伝説の土地
各土地はそれの他のタイプに加えて沼(Swamp)である。
2‐1)不可能
ヨーグモスの墳墓、アーボーグは基本土地タイプを持っていない。
2‐1)不可能
ヨーグモスの墳墓、アーボーグは戦場の土地にのみ効果を及ぼす。
問3
PとQが対戦している。
Pは《ほくちの壁/Tinder Wall》をコントロールしている。
Qのターン、QはPの《ほくちの壁/Tinder Wall》を対象に《Chain Lightning》を唱えた。
さて、Pは《ほくちの壁/Tinder Wall》の能力で{R}{R}を出して、《Chain Lightning》をコピーすることはできるだろうか?
Tinder Wall / ほくちの壁 (緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
ほくちの壁を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(赤)(赤)を加える。
(赤),ほくちの壁を生け贄に捧げる:ほくちの壁によってブロックされているクリーチャー1体を対象とする。ほくちの壁はそれに2点のダメージを与える。
0/3
Chain Lightning (赤)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Chain Lightningはそれに3点のダメージを与える。その後そのプレイヤーかそのクリーチャーのコントローラーは(赤)(赤)を支払ってもよい。そのプレイヤーがそうした場合、そのプレイヤーはこの呪文をコピーし、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。
3)可能
壁を生贄に捧げた時点でChain Lightningは対象を失い打ち消されることになる。
壁にChain Lightningの3点ダメージを与えれば、状況起因効果により墓地に置かれるため、壁の能力が通常の能力ならを生贄に捧げられるタイミングは存在しない。
……と思いきや壁の能力はマナ能力。そして総合ルールにはこんな文面が。「605.3a プレイヤーは、優先権を持っている時、呪文を唱えている間または能力を起動している間でマナの支払いが必要になった時、あるいはルールや効果がマナの支払いを求めている時なら、呪文を唱えたり解決したり能力を起動したり解決したりしている途中であったとしても起動型マナ能力を起動することができる。 」
そして致死ダメージを負ったクリーチャーが墓地に置かれるのは状況起因効果(前回の問題の敗北条件と一緒)なので、優先権が発生した際に初めてチェックされる。なのでChain Lightningの解決中は致死ダメージを負っても即座に墓地に置かれることはないため、マナ能力を使い{R}{R}を捻出することが出来る。
答え合わせは来週。
http://74598.diarynote.jp/201207251205284194/
カードが引けないことによる敗北は状況起因効果なので呪文の解決後に解決される。
置換効果は呪文の解決中に解決されるので先にカードを引こうとした瞬間に勝利する。
φ(・ω・)覚えておこう。
今回の問題。
http://74598.diarynote.jp/201207271120274284/
問1
かたならし○×。
「双頭巨人戦において、チームであるA1とA2が共に《エイヴンの従者/Aven Squire》をコントロールしている。このチームのターンに、2人の《エイヴンの従者/Aven Squire》がそれぞれ攻撃した。
この場合、それぞれの賛美能力が誘発する。」
○か×か?
Aven Squire / エイヴンの従者 (1)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird) 兵士(Soldier)
飛行
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
1/1
1)×
賛美のテキストは以下の通り。「あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。」
この「単独で攻撃する」というのは攻撃クリーチャーの指定の際に唯1体のみが攻撃クリーチャーに指定される事を指し、2体のクリーチャーが攻撃クリーチャーに指定されている問題の状況では賛美は誘発しない。
加えて言えば、「あなた(このクリーチャーのコントローラー)がコントロールするクリーチャーが単独で攻撃するたび」なので、もしA1のコントロールする従者が単独で攻撃してもA2のコントロールする従者の賛美は誘発しない。
問2
メインボードの安定性を追い求めるプレイヤーAと、サイドボードを入れ替えた後の回りを重視してデッキを組むプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。
プレイヤーAは《闇の領域のリリアナ》をコントロールしている。
2-1)
A「《闇の領域のリリアナ》の1番目の能力を起動して、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を持ってくるよ。」
このようなことは可能か?
2-2)
Bは《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》をコントロールしている。
A「《闇の領域のリリアナ》の1番目の能力を起動して、《島/Island》を持ってくるよ。」
このようなことは可能か?
Liliana of the Dark Realms / 闇の領域のリリアナ (2)(黒)(黒)
プレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
[+1]:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+X/+Xか-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールする沼の総数である。
[-6]:あなたは「あなたがコントロールする沼は『(T):あなたのマナ・プールに(黒)(黒)(黒)(黒)を加える。』を持つ。」の紋章を得る。
3
Urborg, Tomb of Yawgmoth / ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
伝説の土地
各土地はそれの他のタイプに加えて沼(Swamp)である。
2‐1)不可能
ヨーグモスの墳墓、アーボーグは基本土地タイプを持っていない。
2‐1)不可能
ヨーグモスの墳墓、アーボーグは戦場の土地にのみ効果を及ぼす。
問3
PとQが対戦している。
Pは《ほくちの壁/Tinder Wall》をコントロールしている。
Qのターン、QはPの《ほくちの壁/Tinder Wall》を対象に《Chain Lightning》を唱えた。
さて、Pは《ほくちの壁/Tinder Wall》の能力で{R}{R}を出して、《Chain Lightning》をコピーすることはできるだろうか?
Tinder Wall / ほくちの壁 (緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
ほくちの壁を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(赤)(赤)を加える。
(赤),ほくちの壁を生け贄に捧げる:ほくちの壁によってブロックされているクリーチャー1体を対象とする。ほくちの壁はそれに2点のダメージを与える。
0/3
Chain Lightning (赤)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Chain Lightningはそれに3点のダメージを与える。その後そのプレイヤーかそのクリーチャーのコントローラーは(赤)(赤)を支払ってもよい。そのプレイヤーがそうした場合、そのプレイヤーはこの呪文をコピーし、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。
3)可能
壁を生贄に捧げた時点でChain Lightningは対象を失い打ち消されることになる。
壁にChain Lightningの3点ダメージを与えれば、状況起因効果により墓地に置かれるため、壁の能力が通常の能力ならを生贄に捧げられるタイミングは存在しない。
……と思いきや壁の能力はマナ能力。そして総合ルールにはこんな文面が。「605.3a プレイヤーは、優先権を持っている時、呪文を唱えている間または能力を起動している間でマナの支払いが必要になった時、あるいはルールや効果がマナの支払いを求めている時なら、呪文を唱えたり解決したり能力を起動したり解決したりしている途中であったとしても起動型マナ能力を起動することができる。 」
そして致死ダメージを負ったクリーチャーが墓地に置かれるのは状況起因効果(前回の問題の敗北条件と一緒)なので、優先権が発生した際に初めてチェックされる。なのでChain Lightningの解決中は致死ダメージを負っても即座に墓地に置かれることはないため、マナ能力を使い{R}{R}を捻出することが出来る。
答え合わせは来週。
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